ネクステートをコアとした次世代遠隔診療システムを発表

株式会社シェアメディカル(本社:東京都千代田区、代表取締役:峯 啓真、以下、シェアメディカル)は、デジタル聴診デバイス「ネクステート」を活用し遠隔診療システムに参入。映像だけでなく聴診音も加えた次世代遠隔診療システムを2月12日に発表します。


具体的には、医師が遠隔で看護師に指示を出し患者へ処置を行う「D to P with N」型と、20年度の診療報酬改定で新たに算定された「D to P with D」型のオンライン診療ツールとなります。

シェアメディカルが開発したデジタル聴診デバイス「ネクステート」をコアとして、従来の遠隔診療では行えなかった遠隔地からの聴診を、ハイレゾ音源相当で伝送する事を実現しました。


呼吸器、循環器、消化器など映像だけでは判断が難しい診療科において対面診療に近い情報量を遠隔地の医師に届け、適切な診断のもと看護師に指示を出す。あるいは専門医から、かかりつけ医に所見を返すプロセスを実用化します。また、高精細な4K画質での映像伝送、高速低遅延な5Gネットワークの活用なども計画しています。

第一弾として愛知県豊田市で豊田加茂医師会等の協力を得て実施しているオンライン診療の実証実験に遠隔聴診を加えた実証実験を予定している他、医師不足を課題とする地方都市等の取り組みへの参画を協議中です。

なお、次世代遠隔診療システムの開発検討は、インターネット動画配信プラットフォームサービスを提供するエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:白波瀬 章、以下、NTTスマートコネクト)と共同で実施しております。


■次世代遠隔診療システムについて

シェアメディカル社の開発したデジタル聴診デバイス ネクステートを活用し、NTTスマートコネクトが持つ国内の堅牢な自社データセンターに配置したシステム、複数IXや大手ISPとダイレクトに接続する高速且つ大容量バックボーン、および高品質なコンテンツ配信技術を組み合わせます。これにより、セキュアな状態で対面診療に近い情報量を医師に届けることが可能となリ、精度の高い診断に役立つ事を目指しています。また、今年開始される5Gネットワークを利用し、より高音質・高画質かつ低遅延での伝送を実現。医療過疎地域や離島医療など医療アクセス困難地域と都市部の病院とを結ぶ「D to P with N」型に基づく拠点間での運用や、かかりつけ医だけでは判断が難しい場合など、どんな診療所でも専門医のサポートが受けられる「D to P with D」型を想定しています。


■豊田市内での実証実験の内容について

豊田市在宅医療・福祉連携推進計画に基づき、豊田加茂医師会等の協力を得て実施しているオンライン診療の実証に参画する、いしぐろ在宅診療所の協力を得て2月、3月で実施予定。訪問、在宅診療において有効的な活用法ならびに高齢者の罹患が多い呼吸器疾患の早期発見を目指します。


いしぐろ在宅診療所 石黒 剛 医師よりエンドースメント

現在のオンライン診療はただのテレビ電話である。だから普及しない。 そこに遠隔聴診を加えると、患者と医師は互いの有機的なつながりを感じることができるだろう。 IT技術が発達した現代でも、やはり人はリアルなつながりを求める。 これからはデジタルとアナログがうまく混じりあい、医療が効率よく生活に届けられる時代がやってくる。遠隔聴診がその幕開けとなることに期待したい。

■豊田市について

豊田市の人口は、2030年の43万人をピークに減少に転じる見込みです。高齢化については、現状では愛知県や全国と比較して、高齢化率が低い状況ですが、今後は急速に高齢化が進みます。高齢化率は2015年の20.8%から2025年には25.3%になることから、急速な高齢化への対応が求められています。

在宅療養の需要が高まる一方で、それらを支える医師や訪問看護師等の専門職を計画的に確保することや、資質向上のための育成環境は不十分です。さらに、安心して療養生活を全うできるようにするためには、専門職の連携も重要であるため、更に円滑な連携を推進する必要があります。

また、在宅療養の需要の増加に対応するためには、専